スコットランド版『マンマミーア!』誕生、『サンシャイン/歌声が響く街』公開決定

「とにかくハッピーになれる!」と2007年の初演からたちまち観客を虜にした、英国の大ヒットミュージカルを映画化した『Sunshine on Leith(原題)』の邦題が『サンシャイン/歌声が響く街』に決定し、全国公開することが分かった。
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スコットランドの田舎町リースを舞台に、ままならない人生にくじけそうになりながらも、明日を信じて懸命に生きる人々を描いた物語。全編を彩り人生を讃える歌は、スコットランドの国民的バンド、プロクレイマーズの名曲の数々。キャッチーなメロディとピュアな愛を歌う詩が、心にリフレインするメインテーマ「I’m Gonna Be(500Miles)」はジョニー・デップ主演の『妹の恋人』の主題歌としても人気を集めた。
ダニー・ボイル監督の伝説となった映画『トレインスポッティング』が生まれた街を舞台に、同製作スタッフが再び結集した本作。キャストには、スコットランドを代表する名優ピーター・ミュラン(『戦火の馬』)、『リトルヴォイス』で英国アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェーン・ホロックスなど実力派がそろう。
結婚25周年を迎えるロブとジーンの銀婚式に、息子デイヴィーと娘リズの恋人アリーが、アフガニスタンでの兵役から帰還して出席する。ところが、大勢の親戚と友人を招いた盛大なパーティで、ロブに24歳になる隠し子がいることが発覚。さらに、アリーからプロポーズされたリズは、目の前の愛よりも遠いフロリダで働く夢を選ぶ。恋人との新生活をはじめたデイヴィーも、人生を共にすることは甘くないと思い知る。悩み傷つき、バラバラになった家族。しかし、ある出来事が彼らを再び結びつける…。
『サンシャイン/歌声が響く街』は8月1日より全国公開。