「僕のマリオ・ブラザー!」ルイージ役のジョン・レグイザモが哀悼ツイート

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映画『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』(93)や『ロジャー・ラビット』(88)などで知られるイギリス人俳優ボブ・ホスキンスが現地時間4月29日、肺炎のために死去した。享年71歳。これを受けて、『スーパーマリオ〜』で共演したルイージ役のジョン・レグイザモが「親愛なるボブ・ホスキンス。ご冥福をお祈りします。彼ほど心が優しく才能豊かな俳優と働いたことは他にない」とツイートした。
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ジョン・レグイザモはホスキンスの訃報を聞くと、二人で写っている『スーパーマリオ〜』の場面写真を自身のツイッターに掲載した。「ボブ・ホスキンスは『スーパーマリオ』の映画で僕の兄を演じた。彼がいなくなり、彼の攻めの流儀にお目にかかれなくなるなんて、心から寂しくなる」「永遠の安らぎを。僕のマリオ・ブラザー!」など、ホスキンスとの共演を振り返り、一連の哀悼ツイートを発信している。
Varietyによると、代理人によりホスキンスは家族に囲まれながら、病院で息を引き取ったことが伝えられたという。ホスキンスはパーキンソンズ病を患い、2012年に俳優を引退していた。
ホスキンスは1972年頃からイギリスのテレビドラマに出演し始め、1978年のTVミニシリーズ『Pennies From Heaven(原題)』でブレイク。ヘレン・ミレンと共演した1980年の犯罪ドラマ『長く熱い週末』(未)で主演を務めたのを機に、映画界でも頭角を現し、1986年の『モナリザ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。カンヌ国際映画祭、英国アカデミー賞、およびゴールデン・グローブ賞で男優賞を獲得。
映画ではギャングから普通の男まで幅広い役をこなし、『スーパーマリオ〜』では、大人気ゲームのキャラクターのマリオを熱演した。