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世界的ロックスターU2のボノが、ネルソン・マンデラから学んだこととは!?

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世界的ロックグループU2のボノがマンデラ大統領から学んだこととは!?
世界的ロックグループU2のボノがマンデラ大統領から学んだこととは!?(C) 2014 Long Walk To Freedom(Pry)Ltd.

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 2013年12月5日に生涯を閉じた南アフリカ共和国第8代大統領ネルソン・マンデラの同名の自伝を映画化した『マンデラ 自由への長い道』(5月24日公開)。本作の主題歌を担当するU2のボノが、マンデラから影響を受けたことについて語った。

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 1979年にメジャーデビューしたU2のボノは、慈善事業に熱心な世界的ロックスターとして有名。25歳の時にエチオピアの孤児院で6週間のボランティア活動を経験した際、自分の知名度と影響力をアフリカの貧困撲滅のために使おうと決意したのだという。

 ノーベル平和賞候補に3度も選ばれたボノは、チャリティーシングルの企画や、G8サミットでアフリカに500億ドルの援助と最貧困国18ヵ国の債務免除をする事を約束させたりと様々な活動を行っている。2006年には慈善事業「RED」を新設。このマークの付いた衣類や携帯電話などの販売利益の4割をエイズウイルス感染者への治療薬購入に充てている。

 さらに、2013年にはアフリカ大陸に持続可能なビジネスモデルを創出するプロジェクトも発足。ボノは、「チャリティという言葉は好きじゃない。チャリティ自体は大事だし、みんなが慈善の心を持つべきだと思う。でも、マディバ(マンデラの愛称)は『貧困を克服するのはチャリティではない。むしろ、不正を正すことだ。アパルトへイトや奴隷制度と同じように貧困は自然発生したものではない。人間の行動によって生まれた人工的なものだとね』と言ったんだ」と、自身の慈善事業の根底にマンデラの考えがあること語った。

 そんなボノは「今回ラブ・ソングを書くことにした。この映画が特別なのは、複雑なラブストーリーだからだ。僕は政治的な歌と同じように、複雑なラブ・ソングなら多少の心得があるからね(笑)」と、敬愛するマンデラの欠点も含め、ありのままの姿を描き出した本作を政治的な映画としてではなく、愛の物語として受け取っていることも明かした。

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