ジョニー・デップ＆ベネディクト・カンバーバッチが兄弟役、ギャング映画で共演
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イギリスの人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが、ハリウッドスター＝ジョニー・デップが主演する、実在の大物ギャング＝ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを描くギャング映画に出演することが明らかになった。ベネディクトは、ジョニー扮するジェームズ・バルジャーの実弟で元マサチューセッツ州議会上院議長のウィリアム・“ビリー”・バルジャーを演じる。
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この役は当初、映画『ロックアウト』（12）のガイ・ピアースが演じる予定だったが、Varietyによるとガイがスケジュールの都合で降板したため、ベネディクトに白羽の矢が立ったそうだ。撮影は現地時間5月21日よりボストンで始まり、すでにカツラと偽の歯でホワイティ・バルジャーに扮したジョニーがボストンの街で目撃された。
本作はジャーナリストのディック・レイアとジェラード・オニールの共著『Black Mass: The True Story of an Unholy Alliance Between the FBI and the Irish Mob（原題）』が原作。ホワイティ・バルジャーはボストンのアイルランド系ギャングで逮捕状が出ていながら、FBIの情報提供者として逮捕を逃れ続けていた。それが1995年、恐喝で遂に逮捕されそうになりボストンから逃亡、16年間身を潜めていたが、2011年に81歳にしてカリフォルニア州サンタモニカで逮捕されている。
監督は映画『クレイジー・ハート』（10）のスコット・クーパー。クーパー監督は映画『ラム・ダイアリー』（12）のパトリック・マコーミックや映画『ブラックスワン』（11）のブライアン・オリヴァーらと共に製作も担う。
出演はジョニーとベネディクトの他に、ホワイティの幼なじみでFBI捜査官のジョン・コナリー役にジョエル・エドガートン、ホワイティの相棒ケヴィン・ウィークス役にジェシー・プレモンス、ホワイティの恋人キャサリン・グレイグ役にシエナ・ミラー、ホワイティの昔の恋人リンジー役にダコタ・ジョンソンなどが決定している。
