『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎氏、扁桃腺切除の手術のため休載を発表

『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎氏が扁桃腺切除の手術をうけるため「週刊少年ジャンプ」28号(6月9日発売)、同29号(6月16日発売)の2号に渡り、同作を休載することを発表した。
【関連】『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎氏からメッセージイラスト 拡大
尾田氏は、昨年の扁桃周囲膿瘍の発症以降、体調に支障をきたさないよう執筆体制を組み連載を続けてきたが、今回、完治を目指し手術をうけることを決めたとのこと。
今回のことを受けて尾田氏は、「読者の皆様へ」と題したメッセージとイラストを寄せている。
「去年から、疲れるとノドの扁桃腺という部分がはれる体質になってしまいました。大変仕事の邪魔なので、その扁桃腺を取ってしまおうというのが今回の手術です」と経緯を説明する。
また「せっかくの手術ですので肩にはバズーカもつけて貰う予定です。今年後半の色々な仕事をクリアできる様により強靭な体になって帰ってきます。すぐ戻りますのでまた遊んでやってください」とユーモアを交えてファンへメッセージを贈った。
『ONE PIECE』は、“ひとつなぎの大秘宝”をめぐる海洋冒険ロマン。「ゴムゴムの実」と呼ばれる不思議な実を食べ、体がゴムのように伸びる特殊な能力を持った少年モンキー・D・ルフィが仲間を集め「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指す物語。
6月4日に、最新刊となる74巻が発売され、64巻から11巻連続で初版400万部以上を発行。日本国内の累計発行部数3億1000万部を突破している。