『パシフィック・リム』続編、菊地凛子が再登場? デル・トロ監督「脚本を執筆中」

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製作が待たれる『パシフィック・リム』の続編について、ギレルモ・デル・トロ監督が近況を語った。昨年10月の時点で1作目のトラヴィス・ビーチャムと共に脚本の執筆を始めたと話していたデル・トロ監督だが、現在は『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(06)のザック・ペンと執筆作業を進めているという。
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自身が手掛ける米FX局の新ドラマ『The Strain(原題)』のプロモーションのため、テキサス州オースティンで開催されたテレビ関連のイベントに参加したデル・トロ監督。「ザック・ペンと共に、それはもう懸命に(執筆に)励んでいるよ。もう数ヵ月も内々で取り組んできた。ストーリーに捻りをきかせる方法を見つけたんだ」と、BuzzFeedとのインタビューで語った。ビーチャムは筋書きをまとめる際に関わっていたが、現在は大規模なテレビ企画を抱えているため、現在進行中の執筆作業には携わっていないという。
前回の時もスタジオ側から続編製作のゴーサインは出ていないと話していたデル・トロ監督だが、現在も状況は変わっていないらしい。「資金はないが、続編が実現すると思って進めているよ」と笑いながらコメント。既存の脚本では、前作でチャーリー・ハナムが演じたローリー・ベケットと、菊池凛子が演じた森マコの主要キャラクター2人が再び登場し、その後が描かれるそうだ。
デル・トロ監督は、「続編は前日譚になるのではないかと憶測していた人がいたようだね。僕は最初の侵略について描く気は全くなかった。続編は斬新でかなりクレイジーなアイデアで攻めるつもりだ。1作目とは大幅に違うものになるが、最高のスペクタクルを期待して」と、新構想に自信を覗かせている。