100万ドルの夜景が大停電!? 香港で大ヒットした火災パニック超大作、日本上陸!

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今年のお正月作品として香港で公開されるや大ヒットを記録し、香港アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む計7部門にノミネートされ話題となった超大作『ファイアー・レスキュー』が、10月11日に全国公開されることとなった。
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香港の2大映画会社である「エンペラー・モーション・ピクチャーズ」と「メディアアジア」が手を組んで1億5000万HKドル(日本円で約22億円)を費やし制作された本作品。両社の所属人気スター、ニコラス・ツェー(『新少林寺 SHAOLIN』)とショーン・ユー(『レイン・オブ・アサシン』)を主演に、発電所の大火災で香港の街が大停電になる中、消火と救出に命を懸ける男たちの姿を描く。香港でのヒットの基準となる興行収入1000万HKドルをはるかに上回る2500万HKドルを突破した。
監督は、『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』を手掛け、香港映画界の若手監督として注目を浴びているデレク・クォック。共演には、『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』のベテラン、サイモン・ヤム、『ブラッド・ウェポン』のアンディ・オン、『レッドクリフ』のフー・ジュン、『密告・者』のリウ・カイチーといった面々が脇を固める。
ちなみに、本作のどこかにジャッキー・チェンが本人役で友情出演しているという。どの場面で登場するか楽しみだ。
醸酢工場で火災が発生。現場に駆け付けたサム(ニコラス・ツェー)、チウ(ショーン・ユー)、イップ(アンディ・オン)は火を沈下するも、工場裏にある発電所とつながる天然ガスパイプに気がつく。二次災害を防ぐために、熱くなった地面の温度を下げる再消火を進言したサムだったが、イップに却下される。だが予感は的中し、ガスパイプのそばに漏れていた油が引火して、発電所は火に見舞われてしまう。香港の町中大停電が起き、現場に向ったサムやチウのチームだけで、消火と逃げ遅れた発電所内の人たちの救出に向かうが、サムたちは火の勢いに逃げ道を失ってしまう。
映画『ファイアー・レスキュー』は10月11日よりシネマート六本木、シネマート新宿ほかにて全国ロードショー。