『パトリオット』メル・ギブソンの娘を演じた元子役が21歳で死去

ローランド・エメリッヒ監督の2000年作品『パトリオット』で、メル・ギブソン演じる主人公ベンジャミンの娘を演じた元子役の女優スカイ・マッコール・バートシアクが現地時間7月20日、米テキサス州ヒューストンの自宅で死去した。享年21歳。
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CNNによると、スカイの恋人がベッドの上に起き上がった状態のスカイを発見したそうだ。「発作を起こしたけれど誰もそばにいなかったのだと思います」と、スカイの母親は話しているという。
母親の話では、スカイは赤ん坊の頃からてんかんを患い、近年は発作が起きていなかったが、先週に入り再び発作が起きるようになったそうだ。スカイは両親の住む家に隣接する車庫を改造した部屋に住んでいたという。
スカイは6歳の時、ジョン・アーヴィング原作の映画『サイダーハウス・ルール』(00)で映画デビュー。メルや亡きヒース・レジャーと共演した『パトリオット』でのスーザン・マーティン役が有名だが、その後マイケル・ダグラス主演のサスペンス『サウンド・オブ・サイレンス』(02)では、マイケル演じる主人公ネイサンの娘ジェシー、サム・ライミ製作のホラー映画『ブギーマン』(06)では、主人公のティムと心を通わせる少女フラニーを演じた。最近は、長編監督デビュー作となるはずだった作品の準備を進めていたそうだ。