宮野真守、中村悠一、小野大輔が『新劇場版 頭文字D』完成披露で揃い踏み!

関連 :
『新劇場版「頭文字D」 Legend1-覚醒-』完成披露試写会が、2日、都内にて行われ、人気声優の宮野真守(藤原拓海役)、中村悠一(高橋啓介役)、小野大輔(高橋涼介役)、白石稔(武内樹役)、土田大(池谷浩一郎役)、CGクリエイティブプロデューサーの松浦裕暁(サンジゲン)が登壇した。
【関連】『新劇場版 頭文字D』完成披露試写会イベントフォトギャラリー
本作は、しげの秀一の人気コミックを原作としたアニメ3部作の第1弾。車や公道バトルに全く興味のなかった主人公・藤原拓海が、ひょんなことから峠の走り屋たちとカーレースを繰り広げることによって、自らの才能に気づき“走る”ことへ目覚めていく様を描く。
過去に制作されたシリーズから映像シーンやキャストが一新され、新『頭文字D』になったことに、宮野は「とても人気のある作品なので、オーディションで藤原拓海という役を得ることができたことに驚いています」と笑顔を見せると「プレッシャーは大きいですが、自分たちのできることを誠心誠意尽くしていきたい」と意気込みを語った。
一方、人気キャラクターである高橋兄弟の弟・啓介を演じる中村は「18歳で東京に出てきた時に(頭文字Dの)テレビシリーズが始まったので、専門学校の寮で見ていました」と感慨深げに語ると、兄・涼介を演じた小野は「見ていてウズウズするような熱さ、たぎる感じ……。作品全体からくる熱量を注ぎたいと思いました」と本作に込めた思いを口にしていた。
そんな声優たちの思いにプロデューサーの松浦は「リアルとフィクションの融合がテーマ」と本作へのアプローチを述べると「しげのさんの力強い絵のタッチを表現しようと思いました。車の音も、サーキットを借り切って収録したものを使っています」と作品の出来に胸を張った。
宮野は「僕らが熱い思いを込めて作った作品が、まもなく公開されると思うと嬉しいです」とファンに喜びを表現すると「歴史ある作品なので、まっすぐ作品に向かって、僕らにしかできないものを目指して作りました」と作品を力強くアピールすると、小野も「クールでスタイリッシュで格好いい作品かと思っていましたが、ものすごい熱い人間ドラマが詰まっています」と魅力を語っていた。
『新劇場版「頭文字D」 Legend1-覚醒-』は8月23日より全国公開。