ゾンビゲーム『デッドアイランド』実写映画化が再始動

リゾート地で起きたゾンビのアウトブレイクで生き残るため、ゾンビと闘いながら島からの脱出を試みる人気ゾンビホラー・アクションゲーム『デッドアイランド』。滞っていた実写映画化が動き出すようだ。
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ライオンズゲートが2011年、ゲームの発売前に映画化権を取得していたものの、製作の責任者だったアリソン・シェイマーが2012年に同社を離れたことにより、動きが止まっていたという実写映画化。Deadlineによると、映画化権がゲームのパブリッシャーであるディープシルバー(Deep Silver)に戻り、映画製作会社のオキュパント(Occupant)と製作を進めるという。
現在、監督を探しているとのことだが詳細は不明。ゲームは2011年に発表された『デッドアイランド』、続編『デッドアイランド リップタイド』、海外では2015年にリリース予定のベニスビーチを舞台にした新作『Dead Island 2(原題)』などがある。実写版のストーリーが、どのバージョンを基にするかは現在、未知数といったところだ。撮影は2015年初頭に予定しているらしい。
『デッドアイランド』は発売当初、全世界で800万本を売り上げたという。リゾート地へバカンスに訪れた3人家族が窮地に陥るさまを、巻き戻しの映像で見せた予告編は、YouTubeで公開されるやいなや1日で100万回の再生回数を達成し、2011年6月のカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで金賞を受賞した。
ゲームはオープンワールド型。架空の島バノイ島で原因不明のゾンビ・アウトブレイクが発生するという設定で、プレイヤーは地元住民や旅行客のキャラクターになり、パドルやバール、銃など、あらゆるものを武器に、時にカスタマイズしながらゾンビと戦うことになる。