吉本興業が映画会社を設立! 映画プロデューサー・奥山和由が代表取締役に就任

吉本興業株式会社が、製作・配給・宣伝を中心とした映画に関わる全般業務を行う「株式会社KATSU‐do」を設立。それに伴い、映画プロデューサー・映画監督の奥山和由氏が代表取締役に就任した。
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KATSU‐doは、“活―動”であり、“克―道”であり即ち、“勝つための DO=行動”を意味する新たな映画レーベル。かつて日本で映画のことを“活動写真”と呼んでいた時代のアナクロニズムを恥じることなく、映画に対する想いをさらけ出す熱き者たちの活力を生み出すことを目標としている。
代表取締役の奥山氏は「“よしもと”という、究極の非日常の中に存在し続ける多くのエンターテイナー=表現者たちが巧まずして体現しているギラギラした上昇志向や野心、焦燥、空回りなどが相混じった混沌そのものも、ここでは大いに有効活用させてもらう」。そして、「全てにおいて報われるレーベルになるために、時にテレビ局などメディアを巻き込むことが必要となってくることもあるだろうが、それでも基本方針は変わらない」とコメント。
また「そもそも映画の神様など存在するのか?いや、映画の神様は必ずいる。そう信じて“KATSU‐do”は映画を作り続けていく。もはやアナログもデジタルも関係ない。ひたすら映画の“気”を全身全霊で感じ、意欲をもって狂い咲いていくうちに、必ずや映画の神様は私たちに微笑んでくれるはずだ」と語る。
最後に「そんなファンタスティックな映画的妄想を脳裏に浮かべながら、私たちは“KATSU‐do”していく所存である。これからも応援、批判、叱咤激励、何でも歓迎します」という言葉で締めくくった。