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<TIFF2014>宮沢りえ「自分の無力さに驚いて…」舞台活動にシフトした理由を告白

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宮沢りえ、『紙の月』記者会見に出席
宮沢りえ、『紙の月』記者会見に出席 クランクイン!

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 第27回東京国際映画祭「コンペティション部門」の『紙の月』記者会見が25日に行われ、出演者の宮沢りえと池松壮亮、吉田大八監督が登場。7年ぶりの映画主演となった宮沢は「素敵な脚本と作品があれば、どこへでも飛んでいく」と海外作品にも意欲を示した。

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 10代から主に映像の仕事をしていたが、30代から舞台活動にシフトした宮沢。本作のオファーについては、「初めて演劇の舞台に立ったときに、自分の無力さに驚いて、このままじゃいけないと、40歳になるまでに、できるだけ舞台に費やしたいと思った」と述懐し、「40歳になって舞台と映像をバランスよくやっていこうと思ったときにもらったのがこの作品だった」と語った。

 また、宮沢は「本当にタイミングがよかった。7年間の間、貯めて得たものを映像の世界に返そうと思った」と心境を明かした。そのコメントを通訳が「Good Timing」と訳したところ、「タイミングだけではないですからね」と念を押し、笑いを誘った。

 横で相槌を打っていた吉田監督は「宮沢さんは蜷川(幸雄)さんや野田(秀樹)さんなど、世界的な舞台演出家と仕事をしていらっしゃって、映画の人間としては悔しかった。一か八かオファーしたら、OKをいただいた。これで、勝負できる映画になった」と自信をみなぎらせた。

 共演者の池松は「この仕事をさせていただいていて、いろんな女優さんに出会いますが、ひとつの作品に身も心も投げられる女優さんを初めて見ました」と宮沢を絶賛していた。

 本作は、角田光代の同名小説を基に巨額横領事件を描く。舞台はバブル崩壊直後の1994年。銀行で働く平凡な主婦・梅沢梨花(宮沢)が、大学生(池松)との不倫の末に顧客の預金に手を出してしまう。最初は少しだけ借りたつもりだったが、徐々に梨花の金銭感覚が狂いだす。

 映画『紙の月』は11月15日(土)全国ロードショー。

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