山寺宏一&林原めぐみ、2人で全ての声を担当!「庵野さんがそう言うなら」ムチャ承諾

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』で知られるスタジオカラーの庵野秀明が立案した、短編映像シリーズ企画「日本アニメ(ーター)見本市」。現在公開中の作家・舞城王太郎とアニメーション監督・鶴巻和哉が手掛けた『龍の歯医者』に続く、第2弾作品『HILL CLIMB GIRL』の予告編が公式サイトにて解禁。また、本企画で全作品の“声”を2人だけで担当する山寺宏一、林原めぐみからコメントが届いた。
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様々なディレクター陣がジャンルレスに作った数々のオムニバスアニメーション作品を毎週金曜日に1話ずつ公開する本企画。「映像画面はバラバラでもいいけど声はどうする」という問題に対し、全作品の声を山寺と林原の2人に任せると決めたのは庵野だった。
山寺は「素晴らしい企画!さすがカラーさん!注目を集めれば、そこから才能あるクリエイター達が世界に羽ばたいて行く事でしょう!」と“企画”実施には歓迎な様子。だが「えっ?声は2人?そりゃ大変有難いし、林原さんとなら面白いと思うけど、全部ってのは無理があるんじゃない?そのせいで作品の足引っ張る事になりゃしないか?いや、庵野さんがそう言うなら喜んでやらせて頂きます」と、無茶振りとも言えるオファーながらも承諾。庵野に絶大な信頼を置いているようだ。
林原も「“でた!”と思いました。我々は、そういう役回りかと…。」とオファー時の心境を振り返る。しかし、山寺同様、本企画の実施には大歓迎なようで「キッズアニメも、萌え?も、歴史物も、日本のアニメの幅の広さ、奥行き、個々の才能、技術、などなどを即行、世界に発信するにはネットはもってこいですものね。日本のアニメ(スタジオカラー制作の)世界へのプレゼン?と私は理解しました…違う?」とコメントしている。
映像作品において“声”がどれだけの役割を担っているか、日本を代表する声優である山寺、林原両名の声から是非感じて欲しい。企画詳細は公式サイトまで。