龍真咲、『PUCK』の再演に意気込み「月組の魅力が際立つよう作ってきた」

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今月21日より東京宝塚劇場で上演される月組公演、ミュージカル『PUCK(パック)』とショー・ファンタジー『CRYSTAL TAKARAZUKA』の通し舞台稽古が行われ、トップスターの龍真咲と愛希れいかが取材に応じた。
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『PUCK』はシェイクスピアの『真夏の夜の夢』をモチーフとしたミュージカル。1992年に涼風真世を中心とした月組で初演された人気タイトルで、22年ぶりの再演が実現した。『CRYSTAL TAKARAZUKA』は、ダンスを中心としたエネルギッシュなショー。宝塚歌劇100周年の最後を飾るのに相応しい、明るく躍動感溢れる作品だ。
「100周年最後の東京宝塚劇場公演が、いよいよ始まります」と龍が挨拶すると、愛希も「大好きな『PUCK』に出演できる喜びを胸に、精一杯頑張ります」と嬉しそうに意気込み。
2人ともお気に入りだという『PUCK』の魅力について聞かれ、龍は、「シェイクスピアならでは、宝塚ならではのファンタジー作品なので、初演の皆様の思いを胸に、新たに月組ひとりひとりの魅力が際立つように作ってきました。妖精とは何なのか、日々考えながら、体中で感じながら演じていきたいと思います」とコメント。愛希も「幅広い年齢の方に楽しんでいただけるのが魅力ですし、愛に溢れた作品であることに魅力を感じます」と答えた。
『PUCK』に楽曲を提供した松任谷由実については、「曲の前奏から一挙にその世界に引き込まれる。考え過ぎずに、松任谷さんの世界の中に入っていけるよう頑張ります」とその実力を称え、愛希も同じく「曲が鳴ったらすぐに入り込めるのが第一印象」とその魅力を明かしている。
この日の初演に松任谷本人が来るらしいという情報を耳にした龍は、「私も先ほど知って。ああどうしようという感じですが…」と動揺を見せるも「集中してやりたいと思います!」と気を引き締めていた。
『PUCK(パック)』『CRYSTAL TAKARAZUKA』は、東京宝塚劇場にて11月21日~12月27日まで上演。