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漫画映画『TATSUMI』大人向け過ぎてあわやR18+に!? 人間の生々しさが賛否

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R18指定の判断を下されるところだった「グッドバイ/GOOD-BYE」
R18指定の判断を下されるところだった「グッドバイ/GOOD-BYE」(C)ZHAO WEI FILMS

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斎藤工

ちばてつや

 カンヌ国際映画祭への正式出品や米アカデミー賞への選出など、世界的な評価を受ける映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』が、11月15日より公開されている。高い評価を受ける本作だが、その内容がオトナすぎるということから、日本ではあわやR18+指定になるとこだったいう。

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 本作は、“劇画”の名付け親・辰巳ヨシヒロの半自伝的作品『劇画漂流』を基に、シンガポールの巨匠エリック・クー監督が作り上げた“動く漫画映画”。劇中には「地獄/HELL」を始め、辰巳が人間の業や悲しみ、欲望などを生々しく描き、“トラウマになる”と言われるほど強烈なインパクトを持つ短編5作も収録されている。

 その中の1つ「グッドバイ/GOOD-BYE」は、表現が映倫によるレイティング審査に抵触し、あわやR18+指定の判断を下されるところだったという。だが「少しでも多くの人に観てもらいたい」との気持ちからの泣く泣く本編に最小限の修正を加え、無事にR15+指定での公開を迎えた。

 本作を鑑賞したという俳優の斎藤工は「あっという間に呑み込まれた。辰巳ヨシヒロ氏を知らなかった事を私は恥とは思わない。今こそ我々が知るべきタイミングなんだと思う。スクリーン体験しなくては勿体無い」と大絶賛。

 また、人気漫画家のちばてつや氏は「辰巳ヨシヒロ氏は戦後まもなくの日本のマンガ界に荒々しくも鋭い、そして超リアルな新たしい表現の波を起こした劇画作家の1人だ。今では世界中のコミック界にも大きな影響を与え続けている“劇画”。辰巳氏の草創期を知らなければ、現代のコミック、アニメーション、マンガの世界は語れない」と熱い思いを口にしたた。

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