「進撃の巨人展」マンガ未発表の新キャラ生原画も展示! 一足早く行ってきた

上野の森美術館にて11月28日より、「進撃の巨人展」がスタートする。開催に先がけた27日、オープニングセレモニーおよびメディア内覧会が行われた。会場では、連載中の漫画でも登場していない新キャラクターの生原画も展示する。
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漫画『進撃の巨人』は、コミック累計部数4000万部を越え、世界中で人気を集める超人気作品。そんな本作の世界感を全身で体感できる本展は、原作者・諫山創の生原画展示や、兵団の一員となって「立体機動装置」の浮遊感を楽しめる360度の3Dシアターなどを展開。ファンの心をくすぐる内容に仕上がった。
28日の一般公開に先がけて実施されたオープニングセレモニーには、タレントの吉木りさが本作ヒロインのミカサ・アッカーマンの衣装で、お笑い芸人の千原せいじが超大型巨人のタイツコスチュームで登場。千原は用意されたコスチュームについて「Mサイズしかなかった。1.8m級なんですが1.7m級のものだった」と言うと、吉木が「パジャマみたい」とフォロー。千原は「着心地は悪くない」とコメントした。そんな2人の目の前で、今回の展示イベントの目玉となる「リアルスケール超大型巨人」がお披露目された。
2人はいち早く展示を見学。千原は「作品を知らないマネージャーも『ドキドキして楽しかったです』と興奮していた」と誰でも楽しめる展示であるとアピールしつつ、「ちょいちょいおれに似た巨人がいるのでそれも楽しんでください。オープ二ング映像の左端の巨人、とくに髪型にいたるまで似ている」とオススメ(?)の鑑賞ポイントを挙げた。吉木は本展示会場で公開され、漫画にもまだ登場していない新キャラクターの生原画について触れ「今までいそうでいなかった」と評し、千原が「地味な奴でしたよ。脇役風な雰囲気を出していた」と付け加えた。
さらに好きなキャラクターに質問がおよぶと、吉木はアルミンと回答。「他のキャラと違って、体力もなくいじめられる存在。でもエレンが駐屯兵団に殺されかけるシーンで、彼とミカサを助ける責任感を発揮したときに3人の絆の強さを感じさせました。知的で、才能あふれる兵士ですよね」とアルミンの成長を魅力を語った。千原はまず奇行種をお気に入りに挙げ、人間では脇役の商人リーブスとコメント。「ああいうキャラがいないとストーリーが成立しない。嫌な奴が好き」と語り、「オレが好きになってやらないと誰が好きになるねん」と優しさを見せた。
「進撃の巨人展」は11月28日より上野の森美術館で開催。