『屍者の帝国』劇場アニメ化決定！「Project Itoh」3作品全て2015年公開
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ノイタミナムービー第2弾として発表されて以来、注目を集めている「Project Itoh」。すでに劇場アニメ化が発表されている『虐殺器官』と『ハーモニー』に次いで、『屍者の帝国』も劇場アニメ化されることが「ノイタミナプロジェクト発表会2015」で明らかとなった。
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2009年に34歳で夭折した小説家・伊藤計劃が遺したオリジナル長篇小説『虐殺器官』と『ハーモニー』、そして今回新たに劇場アニメ化が発表された『屍者の帝国』。この『屍者の帝国』は、伊藤氏が遺した30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成したもの。
先の2作で描かれた近未来から一転、本作の舞台は、19世紀末のロンドン。前世紀にフランケンシュタイン博士が開発したとされる「死体蘇生技術」により、“死者＝屍者”を新たな労働力として活用するというサイバーパンクな都市設定。主人公はシャーロック・ホームズの相棒となる以前の医学生ジョン・ワトソン。彼はある目的のために屍者・フライデーを伴い、世界各地で冒険譚を繰り広げる。
監督を務めるのは、『ハル』でロボットと人間の恋愛模様を繊細に描き、劇場監督デビューを飾った俊英・牧原亮太郎。制作は『進撃の巨人』のWIT STUDIO。同タッグは『ハル』に続く2作目となる。
一方、『虐殺器官』を手掛けるのは、『Ergo Proxy』（06）以来、国外からも大きな注目を浴び次回作を嘱望されていた村瀬修功がメガホンを取り、『サムライチャンプルー』のmanglobeが制作を担当。『ハーモニー』は、『AKIRA』の作画監督のなかむらたかしと、『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアスがダブル監督を務める。制作はSTUDIO4℃。
また、今回『虐殺器官』『ハーモニー』のキャラクター原案を手掛けるredjuiceが、『屍者の帝国』も手掛けることが発表となった。これでredjuiceは「Project Itoh」のキャラクター原案を全て担当する。
『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』は2015年公開。
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