『24』は完結?キーファー・サザーランド「再出演する自分が浮かんでこない」

海外ドラマブームの引き金となった人気海外ドラマ・シリーズ『24‐TWENTY FOUR‐』。2010年に米国で放送されたファイナル・シーズンで逃亡犯となり、地下に潜伏したジャック・バウアーがロンドンで復活を遂げる最新シリーズ『24‐TWENTY FOUR‐ リブ・アナザー・デイ』が2014年に登場したが、主演を務めたキーファー・サザーランドは再びジャックを演じるとは思っていないという。
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キーファーは英紙The Telegraphとのインタビューで『24』の話になると、「ロンドンでの撮影は楽しくてしかたなかった。いつでも楽しかったよ。ジョン・カサー(『24』の監督で製作総指揮)も同じだった。彼とは他の仕事でバラバラになった時もお互いにメールを交換して、“しょうがないが、ここはロンドンじゃない”と言ったものさ」と、楽しかった撮影を振り返っていたという。
だが、同シリーズに関しては「再出演する自分が浮かんでこない。番組を終わらせるために12話を作ったんだ。描ききれなかった過去の幾つかに決着を付けるためにね」とキーファー。「それにイギリスで撮影する機会にたまらない魅力を感じたし。こういう理由が全て揃っていたから、あの最後のシーズンを製作することは意味を成した」と、キーファーの中では『24』シリーズが完結した話しぶりだったという。
ただし、キーファーはインタビューアーがショックを受けている様子を見ると、一瞬間を置いた後クスクスと笑い「でも俺はシーズン8の終わりの時にも同じようなことを話していたから、言ったことに縛られるのは嫌だけどね」とコメントしたそうだ。
昨年秋頃には『24』映画化の噂が持ち上がっていたが、キーファーは本当にジャック・バウアーを演じ納めたのだろうか…。