リース・ウィザースプーン、「キャリアの低迷」は離婚のせい

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主演を務める新作『Wild(原題)』で再びアカデミー賞候補になるのではと噂されている女優リース・ウィザースプーン。ここ数年、ヒット作に恵まれていなかったが、女優としてのキャリアが低迷したのは、俳優ライアン・フィリップとの離婚が影響していると考えているそうだ。
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リースは『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した2006年に、夫ライアンの浮気が発覚し、7年間の結婚生活に終止符を打った。以後、リースはラブコメを中心に映画に出演したがどれもヒットせず、キャリア上のスランプに陥ったのは離婚が原因だったと考えているという。
Fox Newsによると、リースは「60 Minutes」とのインタビューで「離婚後の年は辛かったわ。何年間も気分を上げようと、そのことだけに努めた。脳がスクランブルエッグになったみたいな気分では、クリエイティブになんてなれないのよ」と語ったという。
「自分が情熱を傾けられる作品を作っていなかったから、キャリア的には危険な状態にあったと言える。ただ働いているといった感じだった。私が出演した作品に観客が反応していなかったことも一目瞭然だった」。
ライアンとの離婚で公私共に傷ついたリースだったが2012年、一念発起して遂に自身の製作会社を立ち上げ、デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒット・スリラー『ゴーン・ガール』や『Wild(原題)』の製作に携わり、再び脚光を浴びている。
2011年にはタレントエージェントのジム・トスと結婚したリース。プライベートでは飲酒運転で逮捕されるという騒動もあったが、ライアンとの離婚の痛手からは完全に立ち直り、キャリア回復を果たしたようだ。