榮倉奈々、本物の台風のなか撮影していた!『娚の一生』仰天撮影秘話

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榮倉奈々と豊川悦司のダブル主演映画『娚の一生』(2月14日公開)の中で、本物の台風に遭いながらも撮影されていたことが明らかになった。本作の中でこのシーンは、臨場感たっぷりのカットに仕上がっている。
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大人のラブストーリーを謳う本作では、台風に遭うシーンが登場する。榮倉奈々演じるつぐみは、あまりの強風と横殴りの雨に、山の近くに住むつぐみの祖母の旧友・佳代(木野花)の身を案じ、救助に向かう。雨風の中、細腕のつぐみは、佳代を背負い山道を下って自宅へ避難しようとするが、途中で転倒。そこに、豊川悦司演じる海江田の姿が現れる…。
このシーンを撮影するため、スタッフは雨降らし機や大型送風機を用意。しかし、撮影当日に台風が上陸するという出来事が起こったという。激しい横殴りの雨と強風に視界を奪われる苦しい環境下において、榮倉、豊川、木野、そして撮影スタッフは体当たりで撮影に挑んだそうだ。
このときのことを榮倉は「台風のシーンは強烈でした。結果的にリアルな臨場感あるシーンとなったと思いますが、現場の皆さんがずぶ濡れで、言葉少なくなっていく姿がサバイバルな映画を撮っている気分になりました」と振り返っている。
本作の原作は、累計発行部数150万部を誇る西炯子の人気コミック。東京で忙しくキャリアを積み、辛い恋愛をしていた堂薗つぐみは仕事を辞めて、田舎の一軒家で暮らし始める。そんな中、半ば強引に住み込む独身の大学教授・海江田醇と奇妙な同居生活がスタート。海江田の求愛に戸惑いを隠せないつぐみだったが、次第に心を開いてゆく。監督は、『きいろいゾウ』(13)、『100回泣くこと』(13)などの廣木隆一が務める。