マイケル・キートン、オスカー受賞を逃した姿が「悲しすぎる」と話題に

現地時間22日に滞りなく開催されたアカデミー賞。数々の名スピーチが生まれたが、一番の番狂わせと言われたのが主演男優賞。最有力候補との呼び名が高かった『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンが受賞を逃し、用意していた受賞スピーチの原稿をしまう姿がカメラに収められ話題になっている。
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『博士と彼女のセオリー』で、実在する天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインに主演男優賞をさらわれたマイケル。動画共有アプリvineに投稿された動画には、会場にいる出席者がスタンディングオベーションをしている中に交じり、マイケルがジャケットの内ポケットに受賞スピーチの原稿らしきものをしまう姿が映し出されている。
「当日のアカデミー賞の夜で最も悲しい瞬間は、マイケル・キートンがオスカーの受賞を逃したことを自覚してポケットに受賞スピーチをしまった時」と、投稿者はコメントを載せている。
海外メディアで大々的に取り上げられたこの動画には、「悲しい」「心が痛む」などのコメントが寄せられているようで、凄い勢いで共有されているという。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は最終的に、作品賞と監督賞を含む最多4部門を制覇。作品賞でアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督とほかの共演者と共にステージに上がったマイケルは、監督からマイクを譲られ「ここにいるだけで最高だ」とコメント。惜しくも今回は受賞を逃したが、キャリアが低迷していたマイケルが、本作でカムバックを果たしたのは一目瞭然。次回の健闘を祈りたい。