神田沙也加「繋がりに感謝」、ミュージカルデビューから『アナ雪』までを振り返る

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ディズニー映画『イントゥ・ザ・ウッズ』のトークショーイベントが25日、都内で行われ、同作の宣伝ナビゲーターを務める神田沙也加と、神田のミュージカルの恩師である宮本亜門が出席した。
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同作は、シンデレラや赤ずきんなど、“願い”を叶えたおとぎ話の主人公たちのその後を描いたミュージカル『Into the Woods』を、ディズニーが実写映画化したもので、神田は17歳のときに宮本が演出する同舞台で赤ずきん役としてミュージカルデビューを果たした。
当時、神田を起用した理由を聞かれた宮本は「オーディションを受けに来てくれて、松田聖子さんの娘さんがいるとみんなザワザワしていたんですけど、僕は有名・無名関係なくオーディションをしたんですが、『絶対に舞台女優になる』と生半可じゃない熱の入れようで、声が素晴らしくて赤ずきんにピッタリだと思った」と回顧。
一方、出演が決まった当時の心境を聞かれた神田は「受かったことが本当に嬉しくて大声を出して喜びました」と明かし、「ミュージカルが初めてで、右も左もわからなくて自分の技術にも自信がなかったんですけど、亜門さんが『あなた自身を見て選んだんだから、自信を持ってそこに立っていていい』と言ってくださって楽になったし、ここに立って行くぞと思いました」と振り返った。
そんな同作について神田は「ミュージカルデビュー作で亜門さんに演出を受けて、すごく楽しかった思い出とか新たな挑戦ができたという思いがあったから、これからもミュージカルをやって行きたいと思いましたし、積み重ねていった結果、昨年に『アナと雪の女王』に出会えて…その繋がりに感謝ですね」としみじみと思いを語った。
また、当時の赤ずきんの衣装も登場し笑顔を見せた神田は、同作内での赤ずきんの役割を聞かれ「少女から大人になっていって、最終的には自分の考えで自分の運命を選び取っていくという、自立を体現した大事なキャラクターだと思います」と饒舌に説明すると、宮本は「沙也加、大人になったねえ」と感心しきりだった。
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日、全国ロードショー。