広瀬すず、細田守監督『バケモノの子』声優に初挑戦! 役所広司、染谷将太らと共演

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『時をかける少女』(06)『おおかみこどもの雨と雪』(12)など大ヒットアニメを手掛ける細田守監督による最新映画『バケモノの子』のキャストが発表され、主人公の“バケモノ”熊徹を役所広司が演じるほか、宮崎あおいと染谷将太が主人公の少年期と青年期を、広瀬すずがヒロインを演じるなど豪華共演が実現する。
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細田監督の3年ぶりの新作となる同作は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街(じゅうてんがい)」での修行と冒険、親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などを描いたアドベンチャー映画。
「バケモノのような人間は演じたことはあるが、本当のバケモノ役は初めて」と言う役所は“熊徹”というキャラクターについて「人生で一回は出会いたい男。出会っちゃうと非常に豊かな人生になるんじゃないでしょうか」と語る。
また共演の宮崎、染谷、広瀬については「アニメで育った世代は(アフレコが)本当にうまい。声がキャラクターの人格にぴったりハマっている感じがしますが、自分でやると何か足りないものがある気がして、反省、反省の繰り返しでした」と、名優も若い世代から刺激を受けたようだ。
『おおかみこども』で数シーンのみの出演をした染谷は、「今回このような役を頂いて嬉しかった」と喜びを語り、「人間の世界とバケモノの世界を行き来する時に浦島太郎的な“ズレ”を常に意識して演じました」と役作りのこだわりを明かす。
ヒロイン・楓役の広瀬は「アフレコ初日、『人間ってこんなに緊張するんだ』というくらい緊張しました」と振り返るも「不安がありましたが、せっかくやらせて頂けるのだから、ちゃんと“楓”を自分のイメージを越えたものにしたいというプライドを持って挑みました」と笑顔で語った。
声優にはこのほか、大泉洋、リリー・フランキー、津川雅彦らが顔をそろえる。映画『バケモノの子』7月11日ロードショー。