『死霊のはらわた』TVドラマ版、サム・ライミ&ブルース・キャンベルらが進捗報告

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映画『死霊のはらわた』シリーズの立役者サム・ライミと主演のブルース・キャンベルが手がけるテレビドラマシリーズ『Ash vs. Evil Dead(原題)』。現在、ニュージーランドで撮影中のライミ、ブルース、そしてプロデューサーのロバート・タパートが、Colliderとの電話インタビューでテレビドラマ版に関する新情報を教えてくれたという。
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死霊との最後の闘いから30年後という設定のテレビドラマ版。ライミいわく、パラレルユニバースになるそうだ。「(これまでと)まったく同じ世界ではないんだ。ちょっとしたパラレルユニバースだ。『死霊のはらわたII』の後のパラレルユニバースで展開する」ストーリーらしい。
映画版に登場したような悪霊たちはTVドラマ版にも出現するが、これまでのシリーズに描かれなかった新しいタイプの霊体もお目見えするそうだ。今回、主題ではないがアッシュには恋の話もあり、その部分も少し描かれるという。そしてケーブルテレビのStarzで放送されるということで、現在の映画のレイティングシステムやネットワークテレビ局にあるような制限にとらわれないため、かなりグロテスクなビジュアルも期待できるとのこと。
ライミは今回、パイロット版(第1話)の監督を務めることが決まっているが、ライミが監督するのはそこまで。ほかのエピソードは、映画『サイレントヒル:リベレーション3D』のマイケル・J・バセットや、海外ドラマ『スパルタカス』のマイケル・ハーストなどが監督を務めるそうだ。
現在、第9話や第10話がどのような展開になるか、またシーズン2に関しては何も決定していないらしいが、シーズン2が実際に製作されることになったら、ライミ、ブルース、タパートは戻ってくる気満々とのことだ。