『卒業』『アダムス・ファミリー』女優エリザベス・ウィルソン死去

『卒業』(68)『アダムス・ファミリー』(92)などで知られる女優のエリザベス・ウィルソンが、現地時間9日、アメリカ・コネチカット州にて死去したとThe New York Timesにより伝えられた。94歳だった。
【関連】マイク・ニコルズ監督追悼企画:『卒業』『ワーキング・ガール』『クローサー』…フォト特集
1953年にウィリアム・インジ原作の舞台『Picnic』でブロードウェイデビューしたウィルソンは、その後数多くの映画やテレビ、舞台で活躍。『卒業』出演後、『キャッチ=22』(71)、『イルカの日』(74)と2作に渡りマイク・ニコルズ監督作品に出演した。
また、デイビット・レイブによる舞台『Sticks and Bones(原題)』(72)にてトニー賞に輝いたほか、テレビのミニシリーズ『Nutcracker:Money,Madness and Murder(原題)』(87)にてエミー賞にノミネートされた。最後の出演作はビル・マーレイ主演の映画『私が愛した大統領』(13)。ウィルソンはその中で、ルーズベルト夫人を演じている。