ジョニー・デップ、愛犬に安楽死の危機!? オーストラリア検疫法に触れ波紋

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俳優のジョニー・デップと妻のアンバー・ハードが、オーストラリアに愛犬2匹を申請をせずに連れてきたとして波紋を呼んでいる。オーストラリアでは検疫法を徹底しており、当局は「カリフォルニアに直ちに返すか、さもなければ安楽死をさせるしかない」と厳しい通告をしている。
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安楽死の危機が迫っているのはヨークシャー・テリアのブーとピストル。『パイレーツ・オブ・カリビアン』新作の撮影で滞在するため、4月にアメリカからプライベートジェットで連れてきたのだが、最近になってトリマーに訪れたのがきっかけで発覚したという。
法律ではペットは同国に到着後、10日以内に検疫を受けなければならない。同国の農林水産省は「法は皆に適用される」とセレブリティへの特別処置は無いと強調。「彼らは犬を退去させるのにあと50時間の猶予がある。同じジェットで帰って、また戻ればいい」とコメントしている。
これに対し、「ハートがあるの!? こんなにかわいい子犬たちを殺すなんて!!」と批難の声が殺到。しかし当局は「“最もセクシーなスター”が犬を連れていきたいからって、なぜ皆の法を変えないといけないのですか?」と反論した。
AP通信によれば、ジョニーのスポークスマンは犬は現在検閲中だと話しているが詳細は不明。ジョニーとアンバーはこれについてコメントをしていない。