栗原類、「今までと何も違う事はない」発達障害告白後の心境明かす

22日に放送されたNHK『あさイチ』にて、発達障害であることを告白した俳優の栗原類が、その後の心境を自身のブログで綴った。栗原は「ちゃんと伝える事が出来て凄く嬉しかった」と胸が晴れたことを明かしている。
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「改めて」と題したブログで栗原は、「多くの人に発達障害について知ってもらう凄くいい機会だった」と述懐。「ただ僕は僕であり、今までとこれからが何も違う事はなく僕にとっては一本の道が繋がっていてそこを歩いているだけ」と続ける。
番組で話した、習慣を乱されると気持ち悪くなるなどの傾向については「今でもすごく感じます。でも、小さい頃から経験してきた物はある程度の訓練を受けていけば少しは“柔軟性”を身につける事は可能」と明かした上で、「その中に理解してくれる人、調整役となってくれる人、そんな人がいたらそれだけで過ごしやすい環境が少しずつ出来ていくのでは」と周囲の助けの重要性について触れた。
また、バラエティ番組や喜劇などで活躍する栗原は「僕が発達障害者だと知ったから“笑っちゃいけない”とは思わないでください。僕が発達障害者であっても、そうでなくても僕は僕だし、僕の個性が人を笑わせられるほど面白いのであればそれはコメディ俳優を目指している僕にとっては本望です」とファンへこれまでと変わらない対応を求めた。
栗原のこの告白にファンからは「堂々と自分のことを語ってる姿がとても眩しかった」「これからも応援します」と称賛の声と共に、同じ障害を持つ人や、その親からも「勇気をもらった」「励みとなった」とのメッセージが寄せられた。