声優・郷田ほづみ、『メンタリスト』ジェーン役に愛着「終わってしまうのではと心配」

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海外ドラマ『メンタリスト シーズン6』日本初公開プレミア試写会が29日、都内にて行なわれ、日本語吹き替えを担当した声優の郷田ほづみ、加納千秋、喜山茂雄、江川央生、斉藤佑圭が登壇。吹き替え収録でのエピソードや、互いの仲について語った。
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本作は主人公であり、人の心を巧みに操る “メンタリスト” として捜査協力をするパトリック・ジェーンを中心に、謎の連続殺人鬼・レッド・ジョンの犯行を巡って巻き起こるサスペンス・ストーリー。シーズン1より、日本語の吹き替えも同じチームが続投しており、本作で6年目に突入する。
劇中のキャラクターの性格は、「それぞれの担当の性格そのまま」と語るキャストたち。キンブル・チョウ役の喜山は「いい意味で、お互いに気遣いをする必要がないんですよ。誰かが失敗しても『ドンマイ』で済んだり、誰かがボケたら誰かが突っ込む、その繰り返し」と親密さを語る。ジェーン役の郷田は時間が掛かるというアフレコ収録について「なかなかOKが出なかったり失敗したり…。結局5人ともバランスよくというか、まんべんなく時間が掛かる」と話す。5人の“親密さ”が収録時間をも結びつけてしまうようで、会場から笑いを誘う。
また、揃って「一ファンとしてこのストーリーを楽しみにしている」という5人。ウェイン・リグスビー役の江川は「台本のあらすじは、読まずに収録している段階で、ファン目線でストーリーを楽しんでいる」と明かした。
シーズン6は、ジェーンが犯人候補を7人に絞り込み、リズボン(ロビン・タニー)と共にいよいよ終止符を打つべく捜査をすすめるという。郷田は「いよいよレッド・ジョンとの決着もつくのでは?と期待している反面、ジェーンは僕の中でも代表作で、演じ続けたいと思っているので終わってしまうのではと心配もしています」と、複雑な心境を吐露。
しかしそんな郷田の意思とは裏腹に、そのセリフの長さには「ごめんですね」と江川を筆頭にジェーンを担当することは全員一致で拒否。ジェーン役の難しさが垣間見えた。
『メンタリスト シーズン6』はスーパー!ドラマTVにて6月24日より放送。