カーラ・デルヴィーニュ出演『天使が消えた街』ビジュアル&予告編解禁

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人気モデルのカーラ・デルヴィーニュが長編デビューを飾る映画『天使が消えた街』のビジュアルと予告編が解禁。予告映像では、カーラほかダニエル・ブリュール、ケイト・ベッキンセイルら実力派キャストがどのように本作のストーリーに関わっていくが紹介されている。
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本作は、イタリア犯罪史上最も国際的な注目を浴びた事件「ペルージャ英国人女子留学生殺害事件(アマンダ・ノックス事件)」をモチーフとしたマイケル・ウィンターボトム監督最新作。「アマンダ・ノックス事件」は2007年、イタリア・ペルージャの一室で、イギリス人留学生メレディス・カーチャーの他殺体が発見された事件。ルームメイトのアメリカ人留学生アマンダ・ノックスとその恋人のイタリア人男性が逮捕されるも、被害者と容疑者が若く美しかったことから米英のメディアの報道合戦が過熱。セックスやドラッグが絡んだ事件の背景が誇張して伝えられイタリア犯罪史上最も国際的な注目を浴びた事件のひとつとなった。
本作のキーとなるのは、“同事件をモチーフとした”殺人事件。その事件の映画化をオファーされた気鋭の監督トーマス(ダニエル・ブリュール)と、ジャーナリストのシモーン(ケイト・ベッキンセイル)が現地を訪れるところから始まる。マスコミ報道が過熱化し、大衆向けの扇情的な報道が繰り返され、事件の真偽が不確かな中、創作上の迷いに苦しむトーマス。彼は天真爛漫な女子学生メラニー(カーラ・デルヴィーニュ)と出会い、“本当に撮るべきもの”に気づく…。
本作でメガホンを取るのは、『ひかりのまち』のマイケル・ウィンターボトム監督。公開された予告映像では、このうえなく惨たらしく悲劇的な殺人事件が、何故“ふたりの若い女性を主人公にした昼メロ調のジェットコースター・ドラマ”に仕立てられ、大衆に消費されていったのかを問いかけ、心を揺さぶる内容となっている。
『天使が消えた街』は9月5日公開。