大ヒット映画『危険な情事』、ドラマ化企画が進行中

俳優マイケル・ダグラスと女優グレン・クロース共演で大ヒットしたストーカー・サスペンス『危険な情事』(88)が、米FOX局にてリブート・ドラマ化されるそうだ。エミー賞作品賞などに輝いた海外ドラマ『MAD MEN マッドメン』シリーズのマリア&アンドレ・ジャケメットンが、製作総指揮を務めるという。
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The Wrapによると、“ジャケメットン”コンビは脚本も執筆するという。ドラマ化は限定的なミニシリーズとして製作され、レギュラードラマ化は予定されていない。キャストや監督、放送時期などの詳細は不明。
映画『ナインハーフ』のエイドリアン・ラインが監督を務めた映画版は、マイケル演じる妻子持ちの弁護士ダンが、パーティーで知り合った女性アレックス(グレン)と一夜を共にしたことから、女の恐ろしさを思い知らされるサスペンス。クリント・イーストウッドの監督デビュー作『恐怖のメロディ』をベースにし、精神が破綻していく女ストーカーを演じたグレンの鬼気迫る演技が話題になった。
現在、パラマウント・テレビジョンにてパラマウント・ピクチャーズ所有の過去作品のドラマ化が進んでいるが、『危険な情事』もその一環となる。同社ではこのほか、マーティン・スコセッシ監督と共に『シャッター アイランド』、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと共に『アメリカン・ジゴロ』などのドラマ化に取り掛かっている。