ガンダム新作『鉄血のオルフェンズ』10月放送!『あの花』監督で人間ドラマに焦点

2014年に35周年を迎え、今なお高い人気を誇る「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作が、15日に都内で行われた「ガンダム新作発表会」で発表された。テレビアニメーション最新作は、10月4日より放送される『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』長井龍雪が監督を務め、これまでのどの作品よりも主人公の少年たちの絆や挫折、成長といった人間ドラマに焦点を絞るという。
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本作の舞台は、「厄祭戦」と呼ばれる戦争が終結してから約300年後の世界。地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。かりそめの平和が訪れる一方、火星圏では新たな戦いの火種も生まれつつあった。
キーワードは、 “ドラマ性の強い少年たちの物語としての新世代ガンダム” 、そして “段階的な変革を遂げるガンダム” だ。登場する新しいキャラクターたちは、皆、力強い意志と活力を持ち、生きるために強さを求める。そして、それらのキャラクターたちが、敵の装具や武器を奪ってガンダムを強化させていく。また、主人公・三日月とその兄的存在のオルガは強い絆で結ばれており、2人の成長も見どころの一つとなっている。
この日の会見では、主要キャラクターのビジュアルのほか、主人公機である「ガンダム・バルバトス」の1/10立機も披露され、作品への期待をさらに高めた。さらに、「HG 1/144スケール ガンダム バルバトス(仮)」などのガンプラや、デジタルキッズカードゲーム「ガンダムトライエイジ 鉄血の1弾」、トレーディングカードゲーム「ガンダムクロスウォー」といった関連商品の発売も発表され、テレビ放送に向けて盛り上がりを見せる。
主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ」は、火星都市クリュセを独立させようとする少女“クーデリア・藍那・バーンスタイン”の護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織の襲撃を受け、三日月らをおとりにして撤退を始めてしまう。少年たちのリーダーであるオルガ・イツカはこれを機にクーデターを決意。三日月は、「厄祭戦」時代のモビルスーツ「ガンダム・バルバトス」を用いて戦いに挑む。
「機動戦士ガンダム」シリーズテレビアニメーション最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』はMBS/TBS系列全国28局ネットにて、10月4日より毎週日曜17時放送。