ディズニーアニメ『アラジン』、魔人ジーニーの前日譚が実写映画化か

小説『アラビアンナイト』をベースに、美しいジャスミン姫に心を奪われた貧しい青年アラジンが魔法のランプを手に入れ、恋に冒険に花を咲かせるディズニーアニメ『アラジン』。魔法のランプの主、魔人のジーニーの過去を描く前日譚を実写映画化する企画が進んでいるという。
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The Wrapによると、人気ホラー映画のリブート版『13日の金曜日』(09)の脚本家コンビ、ダミアン・シャノンとマーク・スウィフトが脚本の執筆を始めているという。製作は映画『レッド・ドーン』(13)のトリップ・ヴィンソンが務めるとのこと。監督やキャストなどは不明。
『Genies(原題)』というタイトルの付いた実写映画版。ランプをこすると現れ、ランプの持ち主の願い事を3つ叶えてくれる、ブルーの肌をした魔人ジーニーが、ランプの中に入ることになる前の世界を描き、なぜランプの中に閉じ込められることになったかが明かされるという。
1992年製作のアニメ『アラジン』は、世界興行収入5億400万ドル(約623億9500万円)以上に達し、1992年度の興行収入1位になった大ヒット作品。ジョン・マスカー監督のもと、2014年に他界した俳優ロビン・ウィリアムズが陽気で冗談好きなジーニーの声を務めた。同作の主題歌『ア・ホール・ニュー・ワールド』はアカデミー賞主題歌賞に輝いたが、実写映画化がミュージカル仕立てになるかは不明だ。誰がジーニーを演じることになるのか、今後の続報に注目したい。