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永山絢斗、初時代劇に手応え「僕自身の成長物語でもある」

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永山絢斗、初時代劇『一路』に手応え
永山絢斗、初時代劇『一路』に手応え クランクイン!

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 7月31日よりスタートするNHKのBS時代劇『一路』の記者会見が21日、都内・同局で行われ、主演の永山絢斗、共演の渡辺大、佐野史郎、そして原作者の浅田次郎が出席。時代劇初挑戦となった永山は、「全てが初めてだったのですが、時代劇と京都の撮影所に惚れ込みました。撮影から帰ってきて、今は “浦島太郎” 状態ですが、現場で体験したことを忘れず、しっかり噛み締めたい」と充実感いっぱいの表情で振り返った。

【関連】『一路』記者会見<フォトギャラリー>

 本ドラマは、時代小説家・浅田の同名作品を映像化した手に汗握るロードムービー時代劇。道中御供頭の父の死去で、急遽、参勤交代の差配を任された19歳の若者・小野寺一路(永山)が、陰謀渦巻く中山道を通って江戸を目指す12日間の激闘をスリリングに描く。
 
 主演の一路役に抜擢された永山は、「セリフまわしや所作など、何から何まで新しいことばかり。瞬きするなとか、汗をかくなとか、いろんなことに気を付けなくてはいけない中で、最初はガチガチになって、みんなとごはんにも行けなかった」と述懐。

 それでも撮影を進めるうちにリズムを掴み、楽しくなってきたという永山は、「これは一路の成長の物語でもありますが、僕自身の成長物語でもある。とてもいい作品にめぐり会えたと思っています」と笑顔で語った。

 一方、ウツケ者の殿様・蒔坂左京大夫役を務めた渡辺は、「僕はデビュー作が17歳の時で、浅田先生原作のドラマ『壬生義士伝〜新選組でいちばん強かった男〜』(テレビ東京)でした。13年の時を経て初めてお会いして“ありがとうございます”と伝えられたことがうれしかったですね」と浅田に感謝しきり。

 また、今回の役柄について渡辺は、「自分なりに役を図っていったんですが、監督からもっと無茶苦茶にやれって言われて。足を投げ出すわ、人の話聞かないわ、ある意味時代劇の所作を全て無視していたので、逆に “大丈夫ですか?” って確認しながら役づくりしましたね」と楽しそうに語っていた。

 BS時代劇『一路』は、7月31日より毎週金曜20時放送(全9回)

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