アンジー監督最新作、Netflix独占配信決定！ 息子マドックスも製作で参加予定
映画
アンジェリーナ・ジョリーによる監督最新作『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー：ドーター・オブ・カンボジア・リメンバーズ（原題）』が、世界最大のインターネット映像配信ネットワーク「Netflix」にて独占配信が決定した。カンボジアの戦争犠牲児の目を通して真実を描き出す本作で、カンボジア出身のアンジェリーナの息子マドックスも製作に関わる予定となっている。
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本作は、カンボジア人大虐殺で知られる恐怖の独裁政治の中、強制的に孤児専用の労働所に送られ児童兵として訓練されたロウン・ウンが執筆した手記が原作。10年以上前に本書を読んだアンジェリーナがロウンに連絡を取り、そこから交流が始まったのをきっかけに、2人は共同脚本として同作を手掛けた。
アンジェリーナは原作について「大きな感銘を受けました。子供がどのように戦争を体験し、心にどのような傷を負ってしまうか…永遠に私の心に刻みました」と明かす。そして、「私の息子の祖国でもあるカンボジアの人達とのつながりも、彼女のおかげでさらに深めることができました。この本を映画化できることは私の夢でもありましたし、ロウンらと共同製作できることを大変光栄に思います」と意気込みを語る。
また、Netflixとの提携を望んだ理由を、同社が誇る世界規模のメンバー数が大きな要因であると話すアンジェリーナ。「このような映画は向き合うことが難しく、思わず目を背けてしまいがちですが、観ることは非常に重要なのです。実際の製作も困難を極めます。これらを可能にするのがNetflixでした。彼らとの提携で製作できること、また、彼らを通じて多くの視聴者に届けられることを大変楽しみにしています」とコメントしている。
本作は、本年下半期に制作を開始し、2016年にNetflixで全世界配信されると同時に、主要な映画祭にも出品を予定。
