『機動戦士ガンダム』、東京国際映画祭で特集上映決定 作品・映画祭史上初の試み
アニメ
「第28回東京国際映画祭」にて、『機動戦士ガンダム』の特集上映が決定。本企画はガンダム史上初の大規模上映であり、東京国際映画祭で1シリーズに特化してアニメーション作品を特集することも史上初となる。
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1985年の誕生から今年で28回目を迎え、例年より会期を延長・フェスティバルエリアの拡大で開催予定の東京国際映画祭。昨年好評を博した特集上映「庵野秀明の世界」に続き、今回のアニメーション企画はロボットアニメの金字塔であり、日本人の心の原風景『機動戦士ガンダム』の特集上映に決定した。
“宇宙世紀”を舞台に、宇宙移民の国“ジオン公国”が“地球連邦”に対して起こした独立戦争の中、少年アムロ・レイが新兵器ガンダムを操縦し、戦いの中で成長していく様子を描いた第1作目。リアリティある近未来のSF設定や、モビルスーツと呼ばれるパイロット搭乗型の人型兵器の戦闘シーン、戦時下での重層的な人間ドラマは、多くのファンを魅了、従来のロボットアニメのイメージを一変させた。
今回の上映作品は、伝説の始まりとなる記念すべき劇場版第一作『機動戦士ガンダム』ほかTVアニメ・劇場公開作品、スクリーン上映されることが極めて稀な短編等数十本を予定。初の大規模上映にふさわしく草創期から最新作までのクリエイターの登壇など、東京国際映画祭でしか実現できないイベントとして企画している。
「第28回東京国際映画祭」は六本木ヒルズほか、10月22日～31日に開催。作品タイトル・詳細は、順次発表となる。
