『ザ・ウォーク』東京国際映画祭オープニング作品に決定! 最新映像解禁

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10月に開催される「第28回東京国際映画祭」のオープニング作品に、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演映画『ザ・ウォーク』が決定した。さらに、ロバート・ゼメキス監督による最先端の映像と、生と死を賭けたドラマが垣間見える最新予告編が解禁となった。
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『ザ・ウォーク』は、2棟の高層ビル・ワールドトレードセンターの間を命綱なしで空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティの生き様を描いた作品。『フォレスト・ガンプ/一期一会』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フライト』など斬新な映像ときめ細やかな人物描写に定評のあるゼメキス監督がメガホンをとる。
解禁となった予告は、プティがフランスからニューヨークへ渡るところから始まる。「犯罪であるし危険だ」「1つのミスでお前は死ぬ」と周囲に案じられながらも、信念を持って命がけの挑戦に突き進むフィリップ、フィリップの挑戦に協力するメンバーらの人間模様が、足がすくむようなリアリティある映像とともに描かれる。
ゼメキス監督は「当時の写真を3D化し、高さ、深さ、質感、空気感といったものにこだわって今までで駆使してきた映像技術をすべて使った本作は、私にとっては集大成的作品といえる」と自信をのぞかせる。
さらにプティについて「アーティストであると同時に偉大な犯罪者かもしれない」とその脅威の挑戦をたたえ、「映像が残っていないので作り話めいてもいるが、彼の想いは夢を追う誰でもが共感できるものだと思う」と語った。
『ザ・ウォーク』は2016年1月23日より全国公開。