映画やアニメの“あみぐるみ” 米コミコンで密かに話題になっていた

毎年恒例のアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで開催されるコミコン・インターナショナルが今年も大盛況のうちに幕を閉じたが、映画スターたちが会場を盛り上げる陰で、小さなヒーローたちが密かに話題を呼んでいた。アメリカの編み物作家であるギーキー・フーカーは、数年間作りためた映画やアニメキャラクターの毛糸で製作したぬいぐるみ=あみぐるみを、会場のいたるところに隠し宝探しを開催した。
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自信のブログでギーキーは、一般的なぬいぐるみを編んでいるうちに退屈になり、ある日アニメや映画キャラクターをモデルにしたものを編み始めたという。その楽しさに夢中になり、マーベルヒーローのスパイダーマンやキャプテン・アメリカ、『スター・ウォーズ』のチューバッカ、レイア姫、さらには『となりのトトロ』の中トトロなど、次々にコロンと丸いフォルムのぬいぐるみたちが出来上がった。
自分で所有する場合もあるが、大半を人に与えるギーキー。コミコン会場に小さなぬいぐるみたちを引き連れ自身の連絡先とともにいたるところに隠し、人々が見つけられるようブログ上にヒントを公開。次々にぬいぐるみたちの“里親”が見つかった。
現在、ぬいぐるみたちの新しい家の地図が掲載されており、アメリカ全土を中心に、ヨーロッパ、アジアと彼のぬいぐるみが世界に拡散されているのがわかる。ギーキーは来年も宝探しを開催する予定だそうだ。