柳楽優弥、狂気の若者熱演!新鋭・真利子哲也作品で菅田将暉・小松菜奈らと共演

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真利子哲也監督と、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀賞を受賞した喜安浩平脚本による新作映画『ディストラクション・ベイビーズ』の制作が決定し、俳優の柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎の出演が明らかとなった。
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本作で、長編映画デビューを果たす真利子監督は、宮崎将、ももいろクローバー出演の短編『NINIFUNI』(11) が海外の国際映画祭で特別上映されるなど、国内外から注目を浴びる新鋭。喜安とともに脚本にも参加し、愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜を舞台に若者たちの欲望と狂気を描く。
喧嘩をくり返す主人公・泰良(たいら)役に柳楽、泰良に興味を持ち近づく若者・北原裕也に菅田、泰良たちの遊びに巻き込まれる少女・那奈役に小松、姿を消した兄・泰良を探す弟・将太役に村上がキャスティングされた。
“恐るべき若者” を演じる柳楽は「真利子組で泰良という役を演じる事が出来て光栄でした」と喜びを明かし、「劇中、泰良が発する言葉は五つほどしかなく、その代わりに行動や表情から彼の気持ちが表現出来ていれば嬉しいです」と役の見どころを語る。
菅田は「人間の欲深さと衝動に反比例して実感していく現実への恐怖に僕自身答えが見つかりませんでした。でもそれが人間なんだと改めて感じました」と作品に参加しての素直な感想を語り、村上は「同年代とガチガチに共演できる現場はこれまでになく熱いものでした」とコメント。
“心の底から悪い女”を演じると話す小松は「お芝居中はとにかく無我夢中で記憶がそんなにありません。それほど気持ちに余裕がなく過酷なもので逃げたいと思う事も多々あった事は間違いないです」と撮影時の心境を吐露。「でも、やりがいはとてもありました」と振り返った。
映画『ディストラクション・ベイビーズ』は2016年初夏公開予定