尾上松也「すべて理解しているような女性は怖い」 “悪女”に弱い一面を告白

歌舞伎役者の尾上松也が、10日、都内で行われた海外ドラマ『GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>』のDVDリリース記念イベントに登場。少年時代から『バットマン』の大ファンだったという尾上は、トークショーで同シリーズの流れを汲む本作の魅力を熱く語った。
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『GOTHAM/ゴッサム』は、映画『ダークナイト』シリーズの舞台となったゴッサム・シティでくり広げられる、本格クライム・アクション。新人刑事のジェームス・ゴードンが目撃する “黒の騎士(ダーク・ナイト)” 誕生を描く。
この作品の魅力について尾上は、「『バットマン』ファンとしては、“ゴッサム”というタイトルからして惹かれるんですけど、一番ツボだったのは、バットマンの活躍じゃないところに着目して描いているところ。バットマンを支える人たちが映画に至るまでどんな軌跡をたどってきたかが興味深いところなので、それを描いてくれているというのがすごいですね」と熱弁した。そして「ブルース・ウェイン(デヴィッド・マズーズ)ではなく、あえてゴードン刑事(ベン・マッケンジー)が主役になっているところもニクいですね」と微笑んだ。
登場するキャラクターについて細かく語った尾上。ナイトクラブ経営者で地区を取り仕切るギャングの女性ボスのスフィッシュ・ムーニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)については「悪の象徴ですね」と述べ、「もしああいう女性が近づいてきたら?」との問いには「すべてを理解しているような女性だから、近づいてきたらすぐにダマされちゃいそうです、怖いです」と苦笑いした。
最後にこの作品の魅力として「『バットマン』シリーズを好きな方はいろんな観方ができるし、いろんな想像をふくらませられると思います。世界観、キャラクターやその背景、魅力がふんだんに盛り込まれています。そうでない方も、いち刑事ドラマとして一話一話楽しめ、全話通してどういう展開になっていくのかハラハラドキドキです」と熱くアピールした。
『GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>』は、DVDレンタル中。9月2日ブルーレイ&DVDコンプリート・ボックス発売。