佐藤健&宮崎あおい『世界から猫が消えたなら』 “世界遺産”背景のビジュアル解禁

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佐藤健と宮崎あおいの初共演となる映画『世界から猫が消えたなら』(2016年公開)のビジュアルが初解禁された。公開されたビジュアルは、東京、北海道、アルゼンチン、ブエノスアイレスなどで大規模ロケを敢行した本作が、世界遺産であるイグアスの滝を背景に、佐藤と宮崎が佇む壮大な1枚だ。
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原作は、『告白』『悪人』『モテキ』『バケモノの子』など数々の大ヒット作を手掛けてきた映画プロデューサー・川村元気が“LINE連載”という世界初の形態で発表し、累計80万部突破を記録している大ベストセラー小説。実写化にあたり、本作の主人公“僕”と“悪魔”の2役を佐藤、僕の初恋の“彼女”役を宮崎が演じる。
“僕”は余命わずかな30歳郵便配達員。そんな“僕”の前に、同じ姿をした悪魔が現れ、「大切なものと引き換えに、1日の命を与える」という。何かを得るためには、何かを失わなくてはならない。生きると決めた“僕”は、電話、映画、時計、猫…色々なものを消していく。そして失われていく世界のなか、“僕”は“彼女”に再会し、かつて愛し合い、別れた時を思い出していく…。
今回公開されたビジュアルに映るイグアスの滝は、本作にとってクランクアップの地でもある。佐藤は撮影を振り返り「(撮影は)ほぼ毎日自分のシーンだったのですごく長く感じましたが、無事に終わって充実感が大きいです。長い間ありがとうございました!」とコメント。宮崎はイグアスの滝について「想像以上に大きく、とてつもないパワーを持っている場所でした。そんな所でお芝居ができたことを幸せに思います。スクリーンで観る日を楽しみにしていてください」とその壮大さをアピールした。
そのほか、本作では“僕”のたった一人の親友役を濱田岳、疎遠になった父を奥田瑛二、かけがえのない亡き母を原田美枝子が演じる。