世界初の映画料金システム！ US市場で価格が変わる“為替変動制チケット割引”登場
映画
おばあちゃん2人組が“経済成長”についての答えを探す姿を描いたドキュメンタリー映画『シャーリー＆ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』（9月19日公開）が、上映劇場のひとつ「ヒューマントラストシネマ有楽町」にて、“為替変動制チケット割引”を実施。アメリカ市場が入場料金を左右するという世界初の試みだ。
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92歳のシャーリーと86歳のヒンダは、シアトルの片田舎に住む普通のおばあちゃん。2人は気になっている“経済成長”について、大学生、大学教授、経済アナリストへ質問を繰り返すうち、自分たち自身も成長していく。時にバカにされ、門前払いをくらい、脅されても彼女たちの情熱は止まらず、遂には、世界経済の中心、NYのウォール街へ好奇心と共に飛び出していく…。
「わからない」事を知りたいという知的欲求を満たしていく無邪気でやんちゃな2人の姿は、知っているつもりで見過ごしているありふれた話題に気づかせてくれる。そんな本作が、“アメリカ市場”が劇場料金を左右するという初の試みに挑戦し、9月21日と24日の2日間限定にて鑑賞料金をUSドルで決定。21日の鑑賞料金は「1ドル」でレートによっては100円代で鑑賞できる可能性も。また、24日の鑑賞料金は「1ドル×10」で実施される。
本企画を実施するヒューマントラストシネマ有楽町・支配人の長島理恵子氏は「為替で劇場料金が変わるなんて…。まさか、こんな時代がやってくるとは！劇場スタッフ一同、先週から新聞の経済面を穴があくほど見つめています…。ドンと来い、円高！」と、気合い十分なコメントを寄せている。
『シャーリー＆ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』は9月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。“為替変動制チケット割引”は、21日は先着10名限定、24日は上映すべての回で実施。当日の適用為替レートは映画公式サイト、および劇場公式サイトにて発表される。
