ノイタミナムービー『虐殺器官』公開延期! 「制作体制の見直しのため」正式発表

アニメ制作会社マングローブの事業停止・破産手続きにより、制作を務めていた映画『虐殺器官』の動向に注目が集まっていたが、このたび同作の公開延期が発表された。これを受けて、ノイタミナムービー“Project Itoh”第3弾として公開を予定していた『ハーモニー』が繰り上げ公開となることが決定した。
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映画『虐殺器官』は、2009年に夭折した小説家・伊藤計劃が遺した同名長編小説を原作としたSFアクション。『サムライチャンプルー』『Ergo Proxy』など、ハイクオリティなアニメーションに定評のあるマングローブが制作に決まっていたが、同社の倒産によって完成・公開を心配する声が挙がっていた。
10月2日、“Project Itoh”公式サイトにて「11月13日の公開を予定しておりました『虐殺器官』につきましては、制作体制の見直しのため、公開を延期させて頂くこととなりました」と発表。また、「本作を心待ちにして下さった皆様、大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。前売り券の払い戻し方法等につきましては、後日作品公式サイトで告知いたします」とアナウンスしている。
同時に、「プロジェクト第3弾として12月4日に公開を予定しておりました『ハーモニー』の公開を繰り上げ、11月13日より公開いたします」と、公開スケジュールの変更を明らかにした。