松坂桃李、姉の助言で悪女に警戒するも「鈍いので気付かず終わってるかも」

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俳優の松坂桃李が4日、都内にて行われた主演ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』の制作発表会見に、共演の木村文乃、菜々緒、山口紗弥加、光石研、船越英一郎らと共に出席。菜々緒演じる悪女がキーパーソンとなる本作にちなみ、悪女との出会いについて問われた松坂は、「姉からいつも『こういう女には気をつけて』と言われてきて、27年間姉の姿を見続けて気をつけています。でも鈍いのでダマされたことに気付かず終わってることもあるかもしれない…」と笑った。
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警視庁機動捜査隊の里見偲(松坂)と猪熊夕貴(木村)は仕事上ではコンビだが実は恋人同士。周りには秘密にしている。ある日、変死体発見現場で謎の美女・橘カラ(菜々緒)との出会いが、二人の運命を大きく変えることに。次々と起こる猟奇殺人。その現場には必ず橘カラが現れ…。
今回は松坂がプライムタイムの連ドラ初主演にして、本格的なアクションに挑戦しており、ハードなアクションシーンもほとんど自ら演じている。この役を演じるにあたり、アクションの練習をしたり、ジムで体幹トレーニングを受けるなど、みっちり身体を鍛えたという松坂に、今は脱いだらすごい?と問われると、「いやいや、お見せできるようなものではないですよ」とはにかんだ。
その恋人役の木村は松坂とは今回が4度目の共演にも、「これだけ向き合ってお芝居をするのは初めてなので緊張感はありましたが、一言目を交えた時に『あ、大丈夫だな』と思いました」と木村。松坂も「信頼して芝居できます」と語る。二人の掛け合いでは、セリフがない部分になってもカットがかからず、二人の呼吸で恋人同士の空気感を出すようなシーンもあるとのことだ。
また、悪女役の菜々緒は「最近すっかり悪女キャラが定着してきました」と苦笑い。ただ「普段の“性”は男っぽいです」という菜々緒は、下着姿のシーンで「普通カメラが回らない時はバスローブをかけてもらうようですが、私ずっと下着姿で現場をウロウロしていました」と笑うと、松坂は「その日の撮影はなぜか男性スタッフが多かったです」と撮影の裏側を明かした。
連続ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』は、関西テレビ・フジテレビ系にて10月20日(火)より毎週火曜21時放送。