メル・ギブソン主演『リーサル・ウェポン』シリーズ、テレビドラマ化へ

メル・ギブソンとダニー・クローヴァー演じる刑事コンビが凶悪事件の解決に活躍する人気シリーズ『リーサル・ウェポン』が、米ワーナー・ブラザース・テレビジョンのもと、テレビドラマ化されるという。米FOX局がパイロット版を放送することが決まっているそうだ。
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Deadlineによると、海外ドラマ『CHUCK/チャック』の製作総指揮を務めたマット・ミラーが脚本を執筆するという。映画版と同じように1時間枠のドラマ版でもコンビを組む2人の刑事の活躍を描き、名前も同じになるようだが、細かい設定は若干異なるようだ。
ドラマ版では米海軍特殊部隊ネイビーシールズの元隊員でテキサス州の警官だったマーティン・リッグスが、妻と子供の死後ロサンゼルに移り、ロサンゼルス市警に勤務することになる。そこでロジャー・マータフ刑事と組むが、マータフは軽い心臓発作を起こして倒れたばかりで、ストレスのない生活を送る必要があるという。
映画版では妻に先立たれ自殺願望のあったリッグス(メル・ギブソン)がマータフ(ダニー・クローヴァー)とコンビを組むことで、シリーズが進むにつれ明るさを取り戻す。『リーサル・ウェポン3』(92)ではレネ・ルッソ演じるローナ・コールという女刑事と恋に落ちるが、ドラマ版にもリッグスの心を捉える女刑事が登場するのかは現在のところ不明。キャストやパイロット版の放送時期なども伝えられておらず、『トレーニング デイ』や『RED』など、ほかの刑事・犯罪アクションなどのテレビシリーズ化と合わせて続報に注目したいところだ。