火星で家庭菜園!? マット・デイモン主演『オデッセイ』予告解禁 不屈の挑戦始まる

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巨匠リドリー・スコットが監督を手掛け、マット・デイモン主演で贈る感動の超大作『オデッセイ』の予告編が解禁された。全米では2013年に公開された『ゼロ・グラビティ』についで、全米秋興行の歴代2位を記録したことにより、早くもアカデミー賞候補に名乗りをあげている。
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本作は、火星にひとりで取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描いたSFアドベンチャー作品。宇宙飛行士のマーク・ワトニーは、火星での有人探査の最中に嵐に巻き込まれて死亡したと推測され、火星に取り残されてしまう。わずかな供給品しかない状態で、彼は知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、地球に自分が生きていることを知らせる方法を探す。
解禁された予告編では、極限状況に陥ったワトニーが、それでも人間性を失わず、科学を武器に生き残ろうと奮闘する姿が映し出される。NASAが受診した映像では、ワトニーが「火星で家庭菜園だ」と喜ぶ姿が映し出されるが、火星という環境でどのように水と食料を作り、どのような方法で地球と連絡を取るのか。作品への期待が高まる。
一方で、彼を置き去りにしてしまったことを悔やみ救出しようとする乗組員のメンバーやNASAの職員、技術者たちの葛藤と友情も見ることもできる。
スコット監督は、本作について「想像を絶する孤立状態に置かれたマーク・ワトニーが危機的状況に対応していく様子を見せる究極のサバイバル・ストーリーだ。マークは、絶望し、避けられないものとして死を受け入れるのか、それとも、これまで培った訓練の成果に、創意工夫の知恵やユーモア・センスを生かして、冷静に問題を解決していくかにかかっている」と明かした。
映画『オデッセイ』は、2016年2月5日より全国公開。