蒼井優、7年ぶり映画単独主演! 『アズミ・ハルコは行方不明』松居大悟がメガホン

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女優の蒼井優が、2008年の『百万円と苦虫女』以来7年ぶりに単独で映画主演を務めることが分かった。山内マリコによるサスペンス小説『アズミ・ハルコは行方不明』で、失踪するアラサーの主人公を演じる。
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物語の舞台は寂れた国道沿い。郊外の街で、ある日突然姿を消した独身OL安曇春子の行方不明ポスターをパロった落書きが不気味に拡散していく…。ハルコはどこへ消えたのか?彼女が消えるまでと、消えた後の二つの時間を交錯させながら、アラサー、ハタチ、女子高生の三世代を通して“現代女性の生きざま”を描きだす。
監督は、『アフロ田中』でデビュー、今年公開された『ワンダフルワールドエンド』がベルリン映画祭に正式招待されるなどジャパニーズカルチャーの担い手として注目を集める松居大悟。
原作者の山内は、「この小説は、できるだけ早く自分の中にちょっとでも20代の気分が残っているうちに書かなくてはと思った作品でもあります。それだけに、29歳の松居監督に撮ってもらえるのは、本当にラッキーでした」と喜びをコメント。蒼井のキャスティングには「『完璧すぎる!』と震えました」と大満足の様子だ。
すでにクランクアップを迎えた蒼井は「やりたいと思っていることを信じる仲間たちと全力を尽くして撮影期間を駆け抜けました」と振り返り、「この映画は、観て下さる方によって全然違う楽しみ方や感じ方を生み出すような、どの角度から観られても大丈夫な、強いものになっているはずです。観客のみなさんとの間にいい化学反応が起きることを期待しています」と公開に向け期待を寄せている。
映画『アズミ・ハルコは行方不明』は2016年公開予定。