ケイリー=ヒロユキ・タガワ、レーガン元米大統領の伝記映画で中曽根元首相に

関連 :
映画『ライジング・サン』(93)や『HACHI 約束の犬』(09)、『47RONIN』(13)などハリウッド映画やドラマで活躍する日系俳優ケイリー=ヒロユキ・タガワが、第40代アメリカ大統領ロナルド・レーガンの人生を描く伝記映画『Reagan(原題)』で、レーガンと親交の深かった日本の中曽根康弘元首相を演じることが明らかになった。
【関連】<フォト特集>海外の映画に出演した日本人俳優たち
The Hollywood Reporterによると、『Reagan(原題)』は俳優時代から反共産主義だったレーガンの行動を監視していた旧ソ連KGBの諜報員ヴィクトルの視点からレーガンの人生を描くという。映画『X‐MEN』シリーズのラルフ・ウィンターとマーク・ジョセフが製作を務める。
現在97歳の中曽根氏はケイリーの配役について「ケイリー=ヒロユキ・タガワのような優秀な性格俳優が『Reagan』で私を演じることになり喜んでいます。彼の演技を観るのを楽しみにしています」と、同誌に語ったという。
『Reagan(原題)』の監督は未定。脚本には映画『スペース カウボーイ』のハワード・クラウスナーと『バレエ・カンパニー』のジョナス・マッコードが名を連ねる。俳優や大統領時代のレーガンを演じる俳優は決まっていないが、若い時のレーガンはディズニードラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』のデヴィッド・ヘンリーが演じると伝えられた。また、俳優ジョン・ヴォイトがレーガン政権の国務長官ジョージ・シュルツ役で出演するという。