「マインクラフト」や「ベイブレード」…本当に映画化される人気ゲームや玩具

昨今、アメコミを原作にした実写映画の製作が盛んなハリウッド。過去のヒッ作のリメイク・リブートは映画・テレビ問わずにフル回転。ストーリー性と臨場感のあるアクションゲームやシューティング・ゲームも映画化率が高いが、2015年は実写化とは程遠いイメージのゲームや玩具の実写化企画も多数始動した。今回はそんなゲームや玩具に注目し、どんな作品の実写化が控えているのか紹介する。
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まずゲーム系ではMojangのサンドボックス型ゲーム『マインクラフト』。プレイヤーは草原や砂漠、洞窟などにブロックを配置したり壊したりして生活空間や建造物を築き、モンスターとの対戦や仲間との共同作業などを楽しめる。特にベースとなりそうなストーリーはなく、実写化では作り手のセンスが求められそうだ。ワーナー・ブラザースのもと、アニメ『LEGO(R)ムービー』(14)を手掛けたロイ・リーが製作し、監督は俳優でもあるロブ・マケルヘニーが務める。
ブロックと言えば、落ち物パズルゲームの王道『テトリス』も実写化されるという話だ。実写版『モータル・コンバット』(96)を手掛けたスレシュホールド・エンターテインメントとザ・テトリス・カンパニーが企画し、「壮大なSF映画になる」とのことだったが、2014年の発表後、新情報がないのが気になる。
ソニー・コンピュータエンタテインメント製作のドライビング&カーライフシミュレーター・ゲーム『グランツーリスモ』の実写化は、映画『オブリビオン』(13)のジョセフ・コシンスキーがメガホン。世界中の名だたるスポーツカーやサーキットが登場し、プレイヤーはライセンスを取得してレースに参加したり、車をチューニングに出したりと、車好きにはたまらないゲームだが、実写化ではゲーマーからプロのレーサーになった主人公を置くとのこと。映画『レッド』シリーズのジョン&エリック・ホーバーが脚本を執筆する。