ムロツヨシ、ダメ男役でドラマ主演 山崎育三郎らと“笑える” サスペンスに挑む

関連 :
俳優のムロツヨシが、2016年1月スタートのTBSドラマ『悪党たちは千里を走る』にて主演を務めることが分かった。山崎育三郎、黒川芽以らと共に、スリルあり、笑いありの不思議な誘拐劇を繰り広げる。
【関連】「ムロツヨシ」フォトギャラリー
原作は、日本推理作家協会賞、山本周五郎賞の受賞経歴を持つ作家・貫井徳郎が2005年に書き下ろした同名小説。脚本は2014年のTBS連ドラ・シナリオ大賞でグランプリを受賞した渡邉真子が担当する。
ムロが演じるのは自己中心的で偏った価値観を持ち、決して他人を受け入れようとしない主人公・高杉篤郎。謎の天才犯罪者によって誘拐事件の犯人にさせられてしまい、同じく罪を着せられる園部優斗(山崎)、三上菜摘子(黒川)とぶつかり合いながら葛藤し、人として成長してゆく。
圧倒的スリルの中でも、クスリと笑えてホロリと泣ける“ユーモラスサスペンス”の本作にムロは「不器用な男が不器用なまま走るドラマです。そのまま自分に重ねまして、演じるというより、その場に立とうと思います」と、自然体で役に挑むことを明かし、「真ん中立って、いいキャストのみなさん、いいスタッフのみなさんと、“いいドラマ” をしっかりふざけてつくる思いです。走らせてもらいます」と撮影に意気込んだ。
また、山崎は「園部から見る、どこか居心地の良い高杉さんとの関係を大事に演じていきたいと思っています。ムロツヨシさん、黒川芽以さん、素晴らしい役者の皆さんとの共演も、とても楽しみにしています」と期待を寄せた。
『悪党たちは千里を走る』 は、TBSにて2016年1月20日より毎週水曜23時53分放送。