人肉100%のハンバーガーは美味だった!? 『アメリカン・バーガー』公開決定

ヨーロッパの田舎町に人肉100%のハンバーガー工場があるという独創性に溢れた設定が魅力のコメディ・ホラー『アメリカン・バーガー』が、2016年1月2日より開催される「未体験ゾーンの映画たち 2016」で日本初公開されることがわかった。
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もはや都市伝説とも言える「人肉バーガー」。そんなうさん臭いとも言える題材を滑稽に、そしてホラーに描いた映画が『アメリカン・バーガー』だ。
アメリカの能天気な学生たちが、夏休みにヨーロッパでのバス旅行に参加した。街の奥地に、美味しいと大評判のハンバーガーの名店があるというウワサを聞いた一行は、胸躍る気持ちで向かう。しかし、そこは100%人間の肉を使ったハンバーガー工場だった。ハンバーガーの材料捕獲にチェーンソーを振り回しながら、学生たちをバッサバッサと殺しまくる工場の人間たち。この最恐の事態に学生オタク3人組とキュートでビッチなチアリーダーが手を組み、殺人集団に立ち向かう。
公開された映像は、学生たちののんきな旅行姿から始まる。セクシーなチアリーダーたち、学生内のスクールカーストなど、アメリカらしいスクールものの映像が続いた後、場面は一転して血まみれの殺戮へと変わる。全身白の防水服にフェイスマスクという、恐ろしい姿の工場の人間たちが襲いかかるシーンは、不気味の一言だ。
バカバカしい設定とあり得ない展開はコメディとしか言えないのに、きっちり怖さも味合わせてくれる。ホラー好きにはたまらない作品といえよう。この映画を観たら、二度とハンバーガーを食べたくなくなる。
映画『アメリカン・バーガー』は、2016年1月2日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で公開。